満たす作業はマイナスのように疲れるから 足りている現状を意図的に考える

日々のこと,脱モラハラ不足感,満足感

今のわたしは足りなくなると

足そうとする
補おうとする
埋めようとする

それはごく普通で
あたりまえのことだろうけど
わたしが
何十年も忘れていたことで

だから
嬉しかったのは
不足感を満たそうとしている
″自分″がいるということで

だけど
満たされた感はつかの間で
フェードアウトと重なって
フェードインしてくる不足感を
どうにかしたい

致命傷を避けた無数の傷は致命傷

ささやかな生活を守るため
普通の家族をつくるため

分かりやすいイジメが
繰り広げられていたにも関わらず
夫婦間のそれが明るみに出ることはなく
直ぐに無かったことになるイジメ

夫は私をいじめることで満たされる

際限なく求めては否定し
際限なく与え続けては否定され

だから
夫が満たされるほど
私は空っぽになっていく
のは必然

なのに
夫が満たされれば
私も満たされている
のが当然という

感謝までも強制されれば

埋めることもなく
いつのまにかすべてを諦めて

そんな自分を守るために
目指したのは
極限の神さまのような人

空っぽのわたしが
容赦ない夫の無慈悲さを受け容れ
許し忘れることで身を守る

無数の傷を負いながら
致命傷を避けてきた

はずの無数の傷が
とっくに致命傷になっていた

ことに気づかないまま生きて
生きながら死んでいた

幸せそうな笑顔と
人生の課題の
神さまのような優しさの下で
心はとっくに死んでいた

足りないを満たそうとするマイナス

洗脳されコントロールされ
奴隷のようにゴミ箱のように
生きてきた
暗いトンネルが長かった分

まぶしい外の光に期待はふくらみ

やたら浮ついた気分で舞い上がれば
沈み幅は大きいけど

それさえ楽しめたのは
″自分″が在るという
かけがえのない実感が
嬉しかったから

だけどそれはもう
いい加減にもったりと
食傷気味で

遅々として進まない
満たす作業のことを考えている

ごく普通であたりまえの
足りないから満たすという作業

癒され満たされた幸福感も
小さな穴から漏れていくように
希薄になっていくから
また補う

足りないというマイナスの感じに
満たすというプラスの作業は
何気に堂々巡りで
マイナスのように疲れることに

頑張れば頑張るほどに
自信までも薄れていくことに

最近気がついた

意図的に足りている現状を考える

ループから抜けるために
改めて今
意図的に考えるのは
足りていないわけじゃない
ということ

衣食住があって
時間の自由があって
嫌いだけど仕事があって

自分軸をシミュレーションすれば
少しづつ身に付いて
奴の対処は今んとこ正解で

家庭内別居も
成るように成ってきているし

闘うことを知って
逃げることを知って
癒すことを知って

夫の人生を
頑張って生きた今までの自分も

だらしない自分をさらけ出す
頑張んない今の自分も

頑張りたいことだけ頑張る
自分も好きだし

自分をいちばんに
そこそこ
考えられるようになっている現状は

十分な環境で
足りないわけじゃない

足りているをより満たすプラス

足りないんじゃない

今の足りている環境を
より満たそうとしていると考えれば
その作業は

欲深いようで意欲的だから
マイナスなようでプラスだから
そうなると楽しい

足りないという感じは
今を否定しているけど

″より″満たそうと
″さらに″満たそうとする考えは
いまでも充分だけどそれ以上に
ってことで
今を肯定している

だから
楽しくなって自信になって
自分をもっと好きになって
元気になる

きっとそれは
わたしを応援してくれている
周りの人たちにも
波紋を描くように伝わるはずだから
余計に楽しくなってくる

今って
今までより
間違いなくいい感じで
成るように成ってきているから

だから
これから先も
ちゃんと
成っていくように

不足を満たすということじゃなく
今以上に良い感じにするためには
足りている現状を知ること

成るように成っているとか
″有り″″難い″ことだし

感謝すればじんわり満たされて
満たされればなおさら
ポジティブになって
プラスの行動につながって
いい結果になりそうで
楽しくなる

だから
足りている現状を
意図的に考えて
嚙み砕いて噛みしめようと思う
どうせなら
いい気持ちになりたいから
そうしようって思う