″いつだって逃げることはできる″ 逃げるも逃げないもわたし次第

日々のこと,脱モラハラ逃げる

きらきら輝いている残酷な言葉

結婚相手に夫を選んだこととか
夫婦の主従関係のこととか
理解できない夫の言動とか
自分の人生のこととか

考え納得しようとするとき
ぐるぐる回るだけで答えはなく

″人生で起こることには意味がある″
やら
″乗り越えられる試練しかやってこない″
やら

漠然とした
そんな言葉にすがりついていた

きらきら輝いている
残酷な言葉

そして全てを
ばか正直に真正面から受け止め
エネルギーを消耗しきっても

なお

″与えられた試練で意味がある″
とか
″いつかは報われる″
とか

ただただ盲目的に信じることで
辛さを紛らせ

希望を見いだそうと
必死にすがりつき

どこまでもどこまでも続く
無力感の
真っ暗闇の中で
わずかな光すら見えないでいた



そして…
それで良しだった…

抵抗も回避もできない
ストレスと抑圧の下では
すべてが無駄だったから

だから
それで良しだった…

″逃げ″ることから始まる″前進″

知らず知らずのうちに
がんじがらめになり
心の自由は奪われ
選択肢がない日々を生きるしかない

物理的なことじゃなく
心理的に″逃げ″られない

″逃げ″るという思考がない

″逃げ方″を知らないから
追い詰められ
追い詰められても逃げられない

きっとそれが
家庭内モラルハラスメントの
″被害者″という所以ゆえん



善人を装った悪人に
悪人になる覚悟もない卑劣な悪に

一人真正面から向き合ったところで
解決どころか八方がふさがって
追い込まれるだけだから

体と心を壊される前に
正常な判断ができるうちに
″逃げ″るべきで
自分を守るのは自分しかいないから
″逃げ″るべきだった

と思えるのは
今だから。

ここでは
″逃げ″と″前進″は同じ意味で
″希望″も同じ意味

″逃げ″ることから始まる
″逃げ″ることから見えてくる

身と心を削って頑張ることが
あなたじゃなく誰かにとっての
好都合でしかなくて

結果
何十年と同じ場所に
澱んだまま留まり続けた
私が言えることは

″逃げ″ることが
唯一の最善の策だということ

自分に何度も言い聞かせて欲しい

だけど
いま

″逃げ″られないなら
″あなた次第″ということを心に刻んで
あなたの″逃げ″を見つけて
諦めないで

心を削るほど頑張らないで

私の人生はわたし次第ということ

″逃げる″という選択肢

それが
ただあるだけで

そこが心のよりどころになったり
心の″逃げ場所″になったり

環境を変えない選択の中でも
″いつだって逃げることは出来る″

という
そんな″逃げ″の選択肢が
いま
私の中にちゃんとある

そして
紙切れ一枚の関係は置いといて

逃げるも逃げないも
わたし次第ということ

わたし次第で
見かけ倒しの大黒柱のあなたは
あっという間に地に落ちたし

わたし次第で
あなたの理想の幸せ夫婦の形は
本来の
いびつな形になったし

あなた抜きの
家族が出来あがった
のも
わたし次第

いろんなことから″逃げ″ながら生きていく

何を言いたいかというと

わたしは
これから

いろんなことから逃げて生きていく

嫌なことから逃げて
面倒なことから逃げて
あなたから逃げて

心穏やかに過ごせる
心の逃げ場所を見つけ出しては
生きていく

あなたの人生じゃない
自分の人生を生きていく

それだけを熟考し
そこにエネルギーを注ぎ
そのための努力は惜しまない

正々堂々と
向き合って当たって砕ける
ダメージなんて
こんりんざい
まっぴらご免で

正々堂々と
向き合って生きるのは
自分の人生
って気づいたから

変わらない環境の中で
まちがいなく私は変わっていくし

夫婦の関係がどうなろうと
知ったことじゃない

紙切れ一枚の関係も
わたし次第ということ

それが
わたしの確かな
″心の逃げ場所″になって

″強さ″になって
″希望″になって
″自信″になって

淡々と
正々堂々と
ここで
これからも
″逃げ″ながら生きていく