モラハラ被害者 最後の望みは「悪縁」を断つこと、お墓のこと

日々のこと,脱モラハラ最後の望み

死んだあとは何でもいいや、
若いときは、そう思っていたけど。

夫と同じ墓に入りたくない

歳を重ねてから、そこをずっと考えてた。

夫と同じお墓に入りたくない、
ということ。

難病のこともあって、
夫より長生きできない、
そう思っていたから、

そして、未来は、
誰にも分からないことだから、

私にとっては深刻な問題。

義両親の横に私の遺骨、そして夫の遺骨。
義両親の横に私の名前、そして夫の名前、
が刻まれる。

〝ただの骨だから″、
そう言い聞かせても、それでも嫌だと思う。

死ぬ直前の訴えと遺書も尊重しないと思う

死ぬ直前に、
最後の言葉で訴えようかと思ったり・・・

「あのお墓に入りたくない」って。

「死ぬ前にわがまま言ってんじゃねーぞ!」
夫は死にそうな私を睨みつけてそう凄むだろう。

私は、やっぱりねって、無力感を抱えたまま、
悔しい思いしたまま、死んでいくのって・・・

そんなふうに、伝えたからって、
私の最後の望みを叶えてくれるはずがない。
最後の望みだからこそ、叶えてやりたくないはずだ。

夫は、感謝されて当然だと思っているから。

そして、
「あいつの、ただの我がままなんだよ」そう言だろう。




最後の望みを遺書にするのは・・・
って、破り捨てて終わりだー。

死ぬ直前に手を握られたくない

死ぬ直前に手を握って欲しくない。

夫は私の手を握り、私の名前を呼んで泣くだろう。

普通の夫婦はそうするから、そうするだろう。

私は、その手を振り払えず、
今までありがとうって、夫に伝えるのだろうか。

神さまのような人にもなり切れず、
気持ち悪さを諦めたまま、最後まで何かを諦めたまま、

死んでいくのって・・・



そして私のお葬式、

憔悴したふうの夫は、涙を流し続け、
私を褒め称え、自分を反省して見せて、
私への感謝の言葉を
嗚咽をこらえながら、参列者に伝えるだろう。

仲の良かった夫婦だからそうするだろう。

その夜、夫は、
いつもように食欲を満たし、
いつものようにテレビを観ながら、
いつものように声を上げて笑っているだろう。

1年経ち、2年経ち、3年経ち、

夫は子どもたちにも、他人にも、

とても仲の良かった夫婦だった、
と気持ちよく語る。

あったこと、
なかったことまで、
都合よく語る・・・




最悪…


ルル
ルル
だからさ、それってさ、、、
キキ
キキ
死んでも死にきれないってやつ?(笑)

最後の望み「悪縁を断つ」ために

夫の不倫があって、それを子どもたちに伝えたとき、
私の我がままを、最後の望みを伝えた。

「一緒のお墓に入りたくない」と伝えた。
「無縁仏のほうが、まだマシ」って。
「出来れば実家のお墓に入れて欲しい」と伝えた。

「絶対にあのお墓には入れさせない」

そんなふうに言ってくれたから、
力強く言ってくれたから、
子どもたちが言ってくれたから、

ずっと、ずっと、私の中にあったその思いは、
心の奥の〝つかえ″ は、簡単に取れて
気持ちが軽くなっていくのが分かった。



これで心残りなく逝ける。



後は、実家の兄の了承を得るだけ。
事情を話したら、問題なく受け入れてくれるはずだ。




実家の兄に話す前に、自分自身に確認した。

それで本当にいいの?って。

何十年と夫婦でいて、これからも夫婦、
生きている間は夫婦で、最後はそれって・・・


神さまのように生きて、
夫を受け入れ、許すこと、そんなふうに
人生の課題をこなそうとした、

自分の人生を全否定するみたいじゃない?

覚悟できている?って。




そして私は、やっぱりそうしたい、と思った。
そう思ったから兄に話した。

「そっか」

私の気持ちを聞いた、
兄の言葉はそれだけだったけど、言葉少ない兄らしい。




これできっと、私の最後の望みは叶えられる。

夫と〝悪縁″ を切れるはずだ。

重くまとわりついて、苦しめるだけ苦しめた、
しんどーい〝悪縁″ を断ち切れる。

そして、
〝あの世″ でも、
〝四次元″ でも、
〝原子″ でも〝素粒子″ でも、
〝無限″ でも、〝無″ でも、

気持ちよーく、成るように成っていくはずだ。

ルル
ルル
今までは、夫の人生を生かされたけど、これからは私の人生を生きるから、
キキ
キキ
全否定じゃない、全部あなたの人生。
ルル
ルル
空っぽで生きた35年も私の大事な人生。
キキ
キキ
最後まで、全部あなたの人生!