モラハラ加害者 共感力の欠如 〝被害者を傷つけることが出来る″ことの意味
モラ夫は他人の感情が分かっている
モラハラ被害者が、
相手に違和感を感じることの一つ、
共感能力が無いということ。
「どうして、こんな酷い言葉で、私を傷つけられるのだろう? きっと夫は人の気持ちが分からない、何かが欠けている。」
私は、いつもそんなふうに思っていた。
でも思いながら、腑に落ちないでいた。
「傷つける」ってことは・・・
「傷つけることが出来る」ってことは・・・
人の感情が分かってる?…
夫は分かって私を傷つけてる?…
じゃあ、何で?…どういういこと?…
だからモラハラ加害者と知って、
そういう人が居ると知って、
そして整理し考えていたこと。
夫は、外の人に対しては優しい。
嫌な顔せず喜ばれることをする。良い人だ。
それは他人の感情が分かる、ということ。
外面がいい、ということ。
外の人が居るとき限定で言うセリフ、
私を気遣ってみせるセリフ。思いやりのある夫だ。
それで、人がどう感じるか、どう評価するか、
分かっている、ということ。
「人の気持ちが分からない」ということじゃない。
私を「傷つける」ために、冷酷な言葉を放って傷つける。
その後には優しい言葉をかけ、平穏を与える。
すべて分かってやっている、ということ。
ただ、そこに「共感」は、無い。
「同情」することも無い。
傷ついているな、とか、
辛いだろうな、とか、
酷いことしたな、とか、
寄り添う気持ちは無い、ということ。
私がどれだけ傷つこうと、
辛かろうと、苦しもうと、
夫自身は 痛くも痒くもない。
罪悪感すら感じない。
「私を傷つける」ことが目的だから。
傷ついた私を見て、耐えている私を見て、
ほくそ笑んで、ストレスを発散させる。
自分が満足するまでそれをやる。ただそれだけ。
相手目線ではなく自分目線
他人との会話も成り立っていない。
深く人の話を聞くことが出来ない。
聞いているふうに、
相づちを打ちながら、同意しながら、
相手の話を奪ってしまう。
分かったふうで、自分の話を始める。
言葉端に反応し、自分の話を始める。
流れに関係のない話を平気で始める。
論点がずれても気づかない。
その場の空気も読めない。
だから相手が夫の話を聞く形になる。
一方的に話し、満足している。
いつも不思議だった。
夫は思慮深くない。と思っていた、今までは。
相手の立場に立って
考えることができない、
相手の感じていることを
自分の感覚として感じることができない、
相手と喜怒哀楽の感情を共有できない。
自分目線の感情しかない。
ウィキペディア の定義では、
「共感」 、 通常は人間に本能的に備わっているもの。
「共感の欠如」、 ヒトの自然な発達段階において阻害されると、共感することを欠如するようになる場合がある。
それを代表的な特徴とした病的な見地では、 自己愛性パーソナリティ障害(モラハラ)も定義に載っていた。
他人の気持ちは分かるけど、
共感はしない。その能力が無い。
そういうことだ。夫はそういう人だ。
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同感と共感の簡単な例え
同感の場合(他人の気持ちは分かる夫)
相手「イタリア旅行良かったよ。」
夫「海外旅行良いよな、俺たちが行ったときは、なんちゃらかんちゃら。」
終始、自分の海外旅行のエピソード。主語が自分。
共感の場合(他人の気持ちになる私)
相手「イタリア旅行良かったよ。」
私「わぁ良かったねー、楽しんだねー、どこを観光してきた?」
相手の旅行の話を楽しそうに聞く。主語が相手。
[balloon_right img="https://kikiruru.com/wp-content/uploads/2019/11/38-60px.png" caption="ルル"]こんな感じだよね? うちのパターンだけど。[/balloon_right]
[balloon_left img="https://kikiruru.com/wp-content/uploads/2019/11/01-60px.png" caption="キキ"]きっと、そう(笑) 「分かる」けど「共感」は無い。通常「分からない」でも「共感」はできる。[/balloon_left]