モラハラ加害者 妻が病気になるとモラ夫も病気になる、お決まりパターン

刻まれた記憶,脱モラハラ仮病,病気

仕事から帰る夫は、険しい顔をしている。
「ただいま」の代わりが、大きなため息だ。

何度も何度も、大きなため息をつく。

まるで、この社会で夫だけが、
仕事をしているかのように。

お手伝いさんモードの私は、心を込めて、
「お疲れ様、ご苦労様」と、声をかける。

返事はいつも、長~いため息だ。

だから、私が「具合が悪い」と伝えられるわけがない。

そのうち、伝えようという思考自体が無くなった。

難病発病までの10年は、
身体の不調を伝えたことは一度も無い。

妻が病気になると、夫も病気になる

夫自信も罪悪感を持たないやり方

SLEで初入院し、退院した私は、
自分の身体は自分で大事にしよう、そう思った。

だから身体の不調は伝えることにした。
伝えることに何度か挑戦した。

でも、私が病気になると、夫も病気になるのだ。
そうすることで、具合の悪い私を気遣う必要がなくなるからだろう。

「俺も具合が悪い」、そう言うだけで、
私は夫を気遣い、夫の面倒をみて、家事をこなすしかなくなる。

夫はあからさまに暴言を吐く必要もない。

“ 俺も具合が悪いんだから、
具合悪くても仕事に行ったんだから、
お前もやれよ、やるのが当然だろう?”


そういう正当な理由付けで、
夫自信も罪悪感を持たないで済む、やり方だ。

夫には何の不都合もない、やり方だ。

反対に夫を気遣うようにするやり方

「今日、熱があるんだよね。」と私。
「俺も昨日から熱っぽいんだよなあ。」と夫。

「何か今日、頭が痛いんだ。」と私、
「俺も昨日から、頭が痛いんだよなあ。」と夫。

「お腹痛いんだよね。」と私。
「俺も昨日から、腹の調子が悪いんだよなあ。」と夫。

いつもこのパターン(笑)「大丈夫?」と、
具合悪い私が、気遣わなければならなくなる
パターンが用意されている。

だから、伝えるだけ無駄と、学習してしまう。

いつものやり方が通用しないときのモラ夫

私がぎっくり腰で動けなくなったときのこと。
今考えると、いつものパターンが使えなかったときのこと。

こればかりはどうしようもない。
動けないんだから。無理しようが無い。

で、夫は仕事帰りに弁当を買ってきてくれた。

ありがたかった。
腰の痛みを知っている夫だからだろう、そう思った。

で、次の日。
帰って来た夫は、弁当を買ってこない。

「飯は?!」
「 どうすんだよっ!」
冷淡な目で私を睨みつける。

「ごめん、まだ動けない。」

「お前の腰より俺の腰の方が、よっぽど悪いんだよっ!!」

寝ている私を睨みつけたまま怒鳴り散らす。

比べるものでもないし、
動きたくても動けない…
夫は何度か経験しているのに…

理解ができない、呆れるしかなかった。

腰はもちろんのこと、
具合悪くてもトイレにすら動かない夫は、
トイレに行く私を、動ける、と判断したのかもしれない。

でも私は、這ってでもトイレに行く。
夫とは違う。

その時は、そんなふうに考えていた。

そして次の日からは、そろ~りそろ~りと、
長~い時間をかけ、食事の支度をした。



いつものやり方は通用しない。
動けない私の立場を有利と思い、自分が不利と思う。

だから動けない私にイラつく。

そして暴言を吐き、犠牲を払わせることで、それを解消する。

その非情なやり方が、今だから見える。

ルル
ルル
でも後には、何回か整体に連れて行ってくれた。
キキ
キキ
いつもそれ!終わり良ければすべて良しってね(笑) それで自分の仕打ちは、完全に無かったことになる。

微熱でも重病人になる夫

丈夫な夫は、微熱でも、大変な騒ぎになる。
重病人のようになる。

「どこの旦那でも、そんなとこがある」と、言う。

「うちは、自分でトイレにも行かないよ。」と、笑う。

「えっ?トイレどうすんの?」と、不思議がる。

そして、答えを聞くと呆れる。

ここで書くことは止めようと思う(笑)
夫を辱めるようで書けない。
書くことすら恥ずかしい。

具合が悪い、腰が痛い、夫からしたら、
恥ずかしいことではないのだろう。
そして私が、かいがいしく面倒を見ることは、
至極当然のことだ。

モラハラの上級者、限定セリフと演出

私が病気じゃないときに限って、言うセリフがある。

私が元気なとき限定で言うセリフ。

「無理すんなよ。具合悪いときは、何もしないでいいんだからな。」

という、優しいセリフ。

夫自信に当たり障りない場面で、
優しいセリフを元気な私に言う。

それだけで夫は、自分自身を騙し、思い込み、
全ての仕打ちも無かったことにする。




人前でも言うセリフがある。

人前限定で言うセリフ。

「こいつは頑張るんだよ。」と私を褒めるセリフと、

「お前の身体が持たないよ。」と私を叱るセリフ。




そこでは極めつけの演出もある。

自分のことは反省して見せる、演出。

そんなふうに、
人前では会話が成立するから、

だから私は人前限定で、愚痴を言う。

すると、私は悪者になっている(笑)

夫の演出にまんまとハマっている。

理解ある、思いやりのある夫を愚痴る、
感謝を知らない、わがままな嫁になる。

そんな嫁の愚痴を、笑顔で聞き流す夫。

モラハラのつわものだと思う。

あくまでも「器の深い、良い人」設定だ。
あくまでも、「俺は被害者」設定だ。

モラハラのプロだと思う。上級者だと思う。卑劣だ。

ルル
ルル
なんでこうなっちゃう?っていつも思っていたし!
キキ
キキ
夫婦間の虐待を他人は知りようがない。 モラ夫は世間からの評価が全てね。好感度を上げる思考回路は本能ね!
ルル
ルル
気遣っているよセリフを、イジメている私に平気で言えるのが不思議だった…
キキ
キキ
気遣っている俺は優しいだろ?俺を責められないだろ?俺は優しい夫!だから(笑)