今までの自己否定を考える(否定も肯定も無い 従うだけの幸せな自己崩壊)

刻まれた記憶,脱モラハラ自己崩壊

板に付いた主従関係

100日の入院だった。
退院してから夫が怒鳴らない。

「よその旦那って優しいんだなあ。」
と言ってたから、夫は学んだ、と思った。
やり過ぎたと反省したんだ、と思った。

このための辛い10年があった、
これから先は幸せになれる。そう思った。

だから私は、簡単に今までの夫を許し、
全てを忘れることが出来た。

そして思い出さないこと。

そしてこれから、夫の全てを受け入れること。

怒鳴られないだけ平和。
お手伝いさんモードで生活しないで済むんだから。

もうすっかり、
心の中で自己主張することも、
自己主張が出来ない自分、も忘れていた。

ルル
ルル
自分の人生を完全に捨てた…自分も捨てた…
キキ
キキ
平和は続かない、被害者が“自我”を捨て、モラ夫の“欲”が満たされた!小休止!相手は卑劣なモラハラ人間!

変わらない夢が教えている

身体は軽くなり、
アスファルトの道の上を歩いている感覚が嬉しかった。
布団の上に寝ている感覚も、
普通に寝返りできることも、
コップを片手で持てることも嬉しかった。

ステロイドの副作用の辛さ、
よりも平和な日々が嬉しかった。

病気が私を救ってくれた。そう思える日々。

穏やかな日々が続く。

でも、相変わらず夢を見る。

あの無慈悲な言葉で、私を攻撃する。
あの目で睨みながら、非情な言葉で攻撃する。

前も後も無い、攻撃される、
それだけのそんな夢。

胸を締め付けられて、苦しくって、
もがいてもがいて目が覚める。
ベッドの上で両手で顔をおおい、
呼吸を整える。
浴びせられた言葉が胸に刺さったまま。

この夢は何だろう?
穏やかで幸せなのに、見る夢は変わらない…


……でも、
“夢”だから…現実じゃないから。

自分に言い聞かせ、目を閉じて眠る、

日々の中で、それだけが気になった。
そして嫌だった。

ルル
ルル
無意識化している自分からの訴え、気づきたくない…
キキ
キキ
否定し破壊し崩壊した“自分”、無意識化した“自分”は存在している!

思い出した“断る”ということ

外来の日、検査がある日の先生との会話。

「疲れたって思ってからじゃ遅いんですからね。薬で動けているだけですからね。」

「“疲れ”って検査に影響ありますか?」

「何をしたんですか?」

「昨日、日帰りでスキーに。」

それを聞いて、先生が声を荒げた。

「健康な人でも日帰りのスキーは疲れるのに!あなたは自分の身体のこと分かっていますか?自分の病気のこと分かってますか?」

しばらく先生の説教は続いた。が、
私は他の思いで一杯だった。

そっかあ、いいんだあ!断っていいんだあ!
日帰りスキー断っていいんだあ!
断ること忘れてた!すっかり忘れてた!

叱る先生の顔を見ながら、
それが嬉しかった。

断っていいんだあ、断っていいんだあ!
忘れてた!断ることすっかり忘れてた!


帰りもずっと頭の中で繰り返す。

先生に叱られたことを夫に伝えた。

日帰りスキーに行きたくない、
とは言えない。
だから病気のせいにした。
先生に叱られたから、にした。

そこから体の負担でしかなかった、
日帰りのスキーには、行かないで済んでいる。

ルル
ルル
新発見したみたいにチョー嬉しかった(笑)
キキ
キキ
異常な環境が普通で、普通の思考が異常とされる環境で生きているからなあ(笑)