モラハラ夫に言ってみた。殴りたければ殴ればいい!

刻まれた記憶DV事件

暴力を振るう父と振るわれる母、
子ども達に二度と見せないと誓う

天ぷら事件

夫も子供たちもよく食べる。今日の夕食は沢山の具材の天ぷら。三人が食事をとる。私は台所で食材を揚げては運ぶ。美味しい揚げたてを食べさせたいから、そうする。

「おい!ちょっとこっち来て天ぷら食ってみろ!」

夫が呼んでいる。
油を気にしながら慌てて食卓にいき、天ぷらを食べた。やっぱり揚げたては美味しい!

「美味しいね。」

子ども達と目を合わせてから、急いで台所に戻り、油の中の具材を確認する。

「もう一度食ってみろ!!」

夫が怒鳴った。慌てて食卓にいって、天ぷらを食べる。

「いつもよりカラッっと揚がってないだろうが!!どこが美味いんだ!!」

美味しいじゃん。まずけりゃ食べなくていいよ。と、心で口答えしながら、私は黙った。 子ども達が食べているのが視界に入っている から、何も言い返さなかった。黙ったまま台所に戻った。

「てめー、もう一度食ってみろっ!まずいだろうがあっ!!どこが美味いんだあっ!!」

怒鳴りちらしている声を聞きながら、ガスの火を消した私は、言うことにした。怒鳴り散らされたら、一度開き直ってみようっと思っていた。開き直ったら、夫が黙る可能性もある。台詞は決まっていた。

「殴りたければ殴ればいい!」

殴られるほどのことじゃないから、殴られないと思っていた。甘かった。夫は勢いよく立ち上がり拳を振りかざして、私に向かってきた。

「生意気なこと言ってんじゃねーぞ!この野郎ー!!」

とっさに頭を抱えてしゃがみ込む。殴られた。怒鳴り散らしながら殴ってくる。殴っては蹴る。何度やられたかは覚えていない。子ども達の声は聞こえていた。

「お父さん、止めて!止めて!」

私の後ろ襟をつかんで引きずりながら廊下に出た。どこに行こうとしてんだろう?私は引きずられながら思う。

「お父さん、止めてっ!止めてっ!止めてっ!」

長女が泣きながら叫んでいるのが見えた。泣きながら叫びながら私の足にしがみついた。

そして夫が私の後ろ襟を離す。どこに引きずって行こうとしたのか、私はそれが気になっていた。

その後の夫の行動を覚えていない。が、食事の最中だ。私は天ぷらを揚げるのを再開した。
頭の中は一連の醜態をリピートしている。 開き直りは逆効果だったとか、何発もやられるのは想定外だったとか、揚げながらそう思う。

お父さんが暴力を振るっている姿、私が暴力を振るわれている姿、子ども達にはどんなに嫌なことか、泣き叫んで止めた声が頭の中で響いている。

こんな醜態を子ども達には、もう二度と見せない。天ぷらを揚げながらそう誓った。

ルル
ルル
まだ恐怖がない、開き直ってみたんだけどね。
キキ
キキ
おっ、堂々と虐待できるじゃん、やったー!!楽しい!!

お味噌汁の中にタバコ事件

いつも夫と子ども達は、私より先に食事を始める 。台所にいた私を夫が呼ぶ。

「おいっ、こっち来て味噌汁飲んでみろっ!」

数日前の天ぷらの件が頭をよぎる。

食卓に急いでいって、お味噌汁を飲む。
口の中でじっくりお味噌汁の味を確かめる。

美味しい!と思う。が、天ぷらの件で学んでいる。美味しい!は不正解だ。
何?何?正解は何?…あっ、味が薄いかも?これだ!

「味がいつもより薄いね、ごめんね。」

正解だ。夫は黙る。無事にやり過ごした、と思った。

台所の最後の料理を運んで食事を始める。
と、同時に夫は、タバコに火を点けた。

えっ、食事中なのに?、、、無言で夫の動作を目で追う。

一息吸って、そのまま火の点いたタバコを味噌汁の中に入れた。

えっ、何?、、、、、うそっ、、、、、直ぐには理解できない行為だった。

夫は無言のまま立ち上がり台所でカップラーメンを用意してくる。そして食卓で食べ始めた。

何?、、、どういういこと?、、、えっ?、、、何で?、、、

無言でタバコに火を点けて、それを味噌汁の中にいれた、用意した食事を食べず、カップラーメンを食べる。一連の夫の挙動が頭の中を巡る。何度も何度も、ただ巡るだけだ。

“タバコに火を点けて、味噌汁に入れた”、受け止められない事実は事実。その事実より、それを思いつく夫の思考体系、思い出す度に胸をえぐられる。自分が楽になるには過去として忘れるしかなかった。

無情な酷い仕打ちを思いつくものだと思う。まだ暴力を振るわれる方がましだと思えるぐらい、私の精神を追い詰めていく。

ルル
ルル
もう、ため息しか出ないよ。。。天ぷらの時のような展開が欲しかったのかもね。。。
キキ
キキ
正解は無い!ただ虐待したい!どっちにしろ俺は虐待する!!