モラハラ夫 無慈悲な言葉でのイジメ「お前は本当の親じゃない」

刻まれた記憶イジメ

お前は本当の親じゃないから

25歳で中学生と小学生の母親になって、子供への愛情ががどんなものなのかは、分からなかった。でも、親になった責任感はあった。

入籍前の夫は言う。
「子供の時は反抗しても、憎まれても、大人になって親のありがたみを分かってくれればいいと思うんだよな。」と。だから、頼りにもした。

そして、私は子育ての自信はあった。私の母が、私を育ててくれた様に育てれば絶対に大丈夫!そう思っていた。

子ども達と同居後、自分の母をお手本にしながら必死だった。

中学生の長女に食事の片付けの手伝いをさせる。
テーブルも拭かせる。

長女が学校から帰って来ると、「給食後のテーブル拭いていたら、拭き方わかっているね、上手だね、家でお手伝いしているねって、先生に褒められたよ。」嬉しそうに報告してきた。

「うん、よかったね。」私も嬉しかった。

でも、夫は違った。
いつものように食事の片付けが終わった、その夜のことだ。

「お前がもっと優しければ良かったなあー。
お前よー、本当の親だったら、子供に手伝いなんかさせねーよ。
お前は本当の親じゃねーから分かんねーんだよ!」

私の頭の中は、真っ白になっていく。

本当の親じゃない、それはどうすることもできない事実。
本当の親じゃないから、必死に親になろうとしている。

どうして、わざわざ言うのだろう?
どうして、そこを責められるんだろう?
どうして、今の私を蹴落とすことができるんだろう?

理解が出来ない。
それから、ことあるごとに、「本当の親じゃないから分からないんだよ」と、言われる。
反論してもそれで責められる。だから本当の親じゃない私は、何も言えなくなる。

日を追うごとに私の自信は、粉々になっていった。
そして、欠片も残さず無くなったいくのを実感した。

夫への不信感は増すばかり。
そのうちに不信感は軽蔑へと変わっていく。
私が夫への軽蔑心で満たされるまで、大した時間は要らなか った。

[balloon_right img="https://kikiruru.com/wp-content/uploads/2019/11/38-60px.png" caption="ルル"]最低だよね、ほんと最低。。。[/balloon_right]

[balloon_left img="https://kikiruru.com/wp-content/uploads/2019/11/01-60px.png" caption="キキ"]母親は要らない!欲しかったのは虐待できる妻!その為の結婚!!精神的に追い込みたいだけ![/balloon_left]

親が教えるマナー、ルール、モラル

小学生の長男に「口は閉じて食べようね」と教える。小さいうちだったら、簡単に直せるマナーだ。

「てめー偉そうに言ってんじゃねーぞ、飯ぐらい好きに食わせろっ!」と、その場で私が怒鳴られる。

同居する前から気になっていた諸々のこと。注意しては、私が怒られた諸々のこと。

外食の時、お店の中で走り回らないこととか、順番を守ることとか、お年寄りに席を譲ることとか、あたり前に親が教えることを教えたかった。

夫の実家では、夫の母の為に 割り込みをして、 席を取ることは褒められる行為だった。気の利く子だと、嬉しそうに褒めていた。

だから、マナーもルールもモラルも夫のいない時に教えていく。 息子は、直ぐに素直に身に付けていった。

[balloon_right img="https://kikiruru.com/wp-content/uploads/2019/11/38-60px.png" caption="ルル"]教えることができて良かったよー。[/balloon_right]

[balloon_left img="https://kikiruru.com/wp-content/uploads/2019/11/01-60px.png" caption="キキ"]ルール違反を褒める母に育てられたモラ夫![/balloon_left]

刻まれた記憶イジメ

Posted by haru