モラハラ夫の不倫、盗み見たLineの中

夫の不倫Lineの中

lineの中の二人

夫はスマホを契約した当初は覚えるのに必死。
サポートには日に何度も電話を入れる。
携帯を寝室に持ち込んだことは一度もない人が、スマホは肌身離さず持ち歩く。
???嬉しいの??文明の利器って感じ??

女の人がいると分かると納得できる行動だった。
スマホに変えたのも女の人がきっかけだった。

パスコードはメモっているはずだ。
行方不明だった次の日の入浴中、ロックを解除した。

心臓がバクバクと音をたてながら動き始める。
持つ手も押す手も左右にブルブル揺れ、コントロールできない。
写真が撮れない。
頑張れっ!頑張れっ!頑張れっ! 小さく声にする。
撮れたっ! そのまま外に飛び出す。
激しく脈打つ全身、深呼吸を繰り返して整える。
そして、夫が風呂から出る前に台所に立つ。
はあぁ、、心臓が止まりそう?心臓が飛び出しそう?
心臓が爆発しそう?これだ!初めての体感だった。

一応、用心はしているみたいで、前日分までは削除されている。
今日のやり取りは残している詰めの甘さ。
毎日写真に収めるのには、都合がいい。

恥ずかしくなるほどの幼稚な内容。
濁音、半濁音、拗音は打てていない、誤字に絵文字だらけだ。
それでも一生懸命打っているのだろう、何度も読み返すと、何を言わんとしているのかが解る。

lineでやり取りできるのが嬉しいのかなあ?
興ざめする、これじゃ嫌われるよ。
いっそのことやんない方がいいのに。。。

彼女は合わせているのか、何も思わないのか、相手をしているのは間違いない。
やんわりとlineで友達になるのを拒否した私と違う。

二人を応援したくなる。

調査の後、既読にする

争いになった時、lineを盗み見した事が分かったら逆上するだろう。
怖くなった私は言い訳を考えている。
疑いがあったからlineを見た、今ならこれでよしだ。

不倫の証拠は撮れた、lineのやり取りも撮れた。
彼女は私の存在を最初から知っているのも分かった。
もうlineを見るのは止めよう。

夫が入浴中ピコピコ鳴る。
私はlineを開き、既読にした。
次の日にはパスコードが変わった。

点と点が繋がって二人の状況が分かる。
状況が分かる私には、余裕があった。

だから、数日もすると既読を付けたことを後悔した。

それから二か月後の二人

この頃にはスマホを置きっぱなしにすることもあった。
付き合い始めと違う、余裕があるのだろう。

ある日、テーブルに置きっぱなしのスマホ。
ボタンを押した、ホーム画面が開いた。
えっなんで?
lineのやり取りを慌てて写真に収める。
過去一か月分のやり取りが残っている。
震える手でブレながら、点と点が繋がった。

会社の不正なお金で話し合ったことは、私がヒステリーを起こしたことになっている。
息子はオヤジの気持ちは痛いほど分かると言ってくれたとか・・

嘘を言うぐらいなら話さなきゃいいのに…
それともそう思ったんだろうか…
確かに言い訳を聞いた。遊びたいのは分かるとは言った。
だから都合よく解釈したのだろうか。。。

lineの中の二人の間は純愛のように思える。

「あの歳で純愛なんてないよ。女の方は絶対にあり得ないから!」。
娘に言うと鼻で笑う 。

遅くても毎日帰って来る。
誘ったら夫は泊まるはずだ。
やっぱりお互いに都合のいい相手なんだろう。
自分の尺度では及ばない考えだけど、それはそれで、有りなんだろうとも思う。

ED夫のED治療薬

いつから夫はEDだったのかを考えた。

23年前、私が36歳の時だ。癌で子宮と卵巣を一つ切除した。

「もう女じゃねーな。」夫は呟いた。
そうだ、それ以来だ。あの時から夫はEDだ。

女の人と温泉旅行に行く前日、財布の中にオレンジの薬が一錠。
ED治療薬だった。
夫は心臓の薬を飲んでいる。
飲み合わせが悪いだろうと予測がついた。
調べるとED治療薬の禁忌薬を飲んでいる。

どうする?
捨てても私に聞けないだろう。
聞かれても“知らない”で済む話だ。
いや、自業自得でしょ。そのままにしておいた。

旅行から帰るとオレンジの薬は無い。

性欲が強いのは知っている。
今でもAVを観ているのは知っている。
でも二十数年のEDが改善されるのかは知らない。

しばらくするとまた、財布の中にオレンジの薬が一錠。

夫の病院では処方されない。
ネットには疎いからネットでの購入は無い。
薬を用意するのは水商売をしている女の人だろう。

家の駐車場には平日使う車が停めてある。
休日に走らせる車は、別の駐車場に停めている。
お金を隠していると思って、開けたグローブボックスに小物入れがあった。
その中にブルーの薬が7錠。調べるとそれもED治療薬。
一緒にいた娘は、それを写真に収めた。

こんなに持っているということは、治療薬の効果があるということなのだろうか?

それ以来、車の中を探っていない。
ブルーの薬の増減は知らない。
財布のオレンジの薬は入るとそのうち無くなる。
無くなると、また一錠と入る。

今度はいつ無くなるんだろう?
それは他人事でも興味はあった 。

色キチガイ、こういうこと?

夫は狂っていると思った。主治医の言った“色キチガイ”・・・
苛烈すぎるこの言葉は使いづらい。

女の人の意図はわからないけど、夫は女の人から離れられないだろう。

二人の関係が長く続くも良し。
長く続けば続くほど、私の夫への情は薄められていく。
気持ちは強気でいられるはずだ 。