モラハラ加害者と被害者の認識を持ち始める

夫の不倫認識

覚めていく夫への幻想

熟年夫婦、夫不倫 探偵 離婚 弁護士 示談 の次は、
パワハラ モラハラ DV ED が検索ワードに上がった。
ここ数年よく聞く単語、私の若い頃は知らなかった単語だ。

夫の人柄を話す時、
血の気が多い人だけど普段はやさしいよ。
虫の居所が悪いと暴力的だけど普段はやさしいよ。
仕事で疲れている時は怒鳴るけど普段はやさしいよ。
自分が納得しないと説教されるけど普段はやさしいよ。
はいはいって言っていれば。
言うことを聞いていれば。
具合悪くても動いていれば。
うっかりミスしなければ大丈夫、やさしい人だよ。

なんて馬鹿なんだろう。
今でも愚痴を言った後には必ず、普段はやさしいんだよ。
やさしいとこもあるんだよ。と付け加える。

モラハラ 、DV、加害者と被害者、夫と私そのものだった。

成るべくして成った。

情報にあった避ける術は自然と身に着けていた。
どのサイトも書いてあることは、納得することばかり。

・・・夫と私そのものだから。

モラハラから逃げるには離婚しかない、と言う。
攻撃したらモラハラが酷くなる、と言う。

頭の中を整理する。
私は女の人に慰謝料を請求しようとしている。
女の人は、夫に慰謝料を払わせるだろう。
そして、面倒だから暫く会うのを止めましょう、と言う。
女を取り上げられて、夫は私に言う。
誰のせいで女と遊んでると思ってんだ。
全部、お前のせいだぞ。
お前が悪いんだぞ。
調子に乗ってんじゃねーぞ。
馬鹿じゃねーの。
頭おかしいんじゃねーの。

いや、慰謝料は夫が払うにしても、ガタガタ言っている私がおかしい。
距離を置く必要は無いと二人が判断する。
その時も夫は同じセリフを私に言うだろう。

そして、外出の口実は“女”になる。

反省して大人しくなると期待するより、こっちが現実的だ。

検索すればするほど幻想から覚めていく。

東京都女性相談センター

もう目は覚めていた、現実は見えていた。
呆然としながら電話を入れる。
再認識する為だったと思う。

利害関係のない、専門家の意見は信頼できた。
これから先の起こり得る事の為、私はやるべき事も素直に行動に移すだろう。

今さら夫に期待する自分の馬鹿さ加減。

翻えそうとしていた大きな反旗を、足元に置くことに迷いは無かった。

振り回された感情の爆発

人生初の感情の怒りは無視

一睡も出来ない日が続いた。
夫はテレビを観て声を出して笑っている。
寝むれないまま起きた私は、そんな夫にイラッとした。

思考が止まっている時のイラつきは爆発し、片付けようとしたフライパンでガス台を思いっきり叩いた。

夫を見た。
夫は身じろぎもせずテレビを観て笑っている。

片付けたフライパンをまた出し、今度は二回、思いっきりガス台を叩いた。

夫を見た。
夫は身じろぎもせずテレビを観ている。

どういうこと?
調子に乗ってんじゃねーぞ、この野郎!
てめー、いい加減にしろよ!
舐めてんじゃねーぞ!
お決まりのセリフは?

私の人生、初の怒りだと思う。
感情のまま爆発した怒りは気持ちよかった。

人生二度目の怒りも無視

次の日も寝むれない。
夜中の3時半にベッドから出た。
夜中に歩いた、何を考えていたのか思い出せない。
ただ歩いたような気がする。
歩いても歩いても気分は晴れない。

5時に夫がトイレに起きてきた。

私は壁を叩いた 思いっきり何度も叩いた。

用を足し、寝室に上がる夫。
きっと今日は、二階からそのまま仕事に出るはず、そう思った。

夫はいつものようにいつもの時間に起きる。
自分でパンを焼き、牛乳をコップに注いでいる。
そして、鬼のような私の横に座り、テレビをつけ、パンを食べる。
いつものようにいつもの時間に仕事に出て行った。

どういういこと?なぜ?なんで?どうして?

怒るということ

感情にまかせて爆発した怒りは内から外へ。
気持ちが良かった。イライラは一瞬に消えた。
怖さはない。だから爆発した。

傲慢な態度をとる夫は、いつも気持ちがいいのだろう。
おまけに私は口答えをしないし、顔色を変えることも無い。

ストレスって何なの?感じたことないんだよなあ。
夫の言葉は夫そのものだ。

感情のまま。
本能のまま。

私は夫と同じだ・・・最低だ・・・
怒るのはもうやめよ、もうやーめた!

平然と嘘をつき、平然と日常を送れる夫。
私は振り回されて感情をぶつけた。
ぶつけた感情を何と思ったのか、関係ないのか、私の思考回路では理解できない。

私が勝手に振り回されているだけだ。
馬鹿らしくなった 。