熟年モラハラ夫の不倫

夫の不倫不倫

幸せになるためのプレゼント

夫がカラオケに行くようになった。
楽しみを見つけて良し、良し。

俺もそろそろスマホかな、と言い出す。
あれだけスマホを拒んでいたのに、今さら?
と、心の中で答える。

日常の行動がすっかり変わり、身だしなみにも気を遣う。
おかげさまで臭くなくなったのも良し!だ。

疑うのはご近所さん達が早かった。
いいのいいの、私はのん気にしていた。

日曜、朝早くから居ない。
彼女とドライブ?お金は大丈夫だろうか?小遣いは残り少ないはずだ。お金はどうしたんだろう?
家の現金を確認すると7万円減っていた。ドライブするには十分だわ、と笑った。

夜10時、電話を入れてよいものか?

安否確認でいいんじゃない?

些細な事でも当たり前のことでも、夫の行動に口を挟むことには勇気がいる。

電話には出ない。
11時前に帰ってきた夫は、目を合わせずに言い訳をしている。
つじつまが合わない言い訳だが、そこを私が指摘することはない。

次の日、ロックを解除し、Lineを見た。間違いない、女の人がいる!

やったー!これで離婚できる!ここから抜け出せる!
ありがとうって空に向かって手を広げていた。

亡くなったワンちゃん達からのプレゼントだと思った。
幸せになるためのプレゼント、嬉しかった。

主従関係から抜け出せる!

思い出さないようにしてた出来事。
心の奥深く沈んで澱んでいた言葉の数々。
自分が汚れてしまうようで蓋をしてた感情。

封じ込めておく必要が無くなった。
夫との生活を終わりにするのだから。

次々と思い出す出来事に胸が締め付けられる。だから泣いた。
もう、泣いてもいい。
次から次へと溢れ出す感情を否定しない。
もう、否定しなくていいのだ。

夫だけじゃない、支配されている自分からも抜け出せる。
今しかない!!
今、何もしなかったら絶対に後悔する。
不貞行為があるから私は自分を責めないで済む。

夫が自分を正当化し私を責めようと、司法が判断してくれる。

相手の人も夫も憎くはなかった。二人の関係に興味はなかった。

それよりも35年間の夫の理不尽な言動を恨んだ。
何にも考えず思い出して、遠慮せずに恨むことができた。

もう嫌だ!もう嫌だ!もう嫌だっ!!

夫婦でも何でもない主従関係、これで終わりにできる!ここから抜け出せる!!

ルル
ルル
終わりにする!って……思ったんだ。。。
キキ
キキ
知ってる。始まりはそれ!だったね(笑)